沖縄県(ゴーヤ県)にしかない少し変わった条例

ハンドボール王国都市宣言(浦添市)

私たち浦添市は、青い空と輝く太陽のもと国際性豊かな都市にあって、ハンドボールに親しむとともにすべての生涯スポーツを推進し、青少年と市民に夢と希望を与え明るく活力に満ちた浦添市を築いていくために次の目標を掲げ、ここに浦添市ハンドボール王国都市を宣言します。

 

一、ハンドボールを通じて、次代をになう青少年を育成します。
一、ハンドボールを通じて、健康な心とからだをつくります。
一、ハンドボールを通じて、交流の輪を広げ広く世界の人々と手をつなぎます。
一、ハンドボールを通じて、想像力あふれる活力に満ちた浦添市をつくります。

 

勢いに乗るって、大切なこと

ハンドボールは、国内でまだまだ影の薄いスポーツで、ルールどころか、1チーム何人で行うスポーツなのかすら知らない方も多いようです。

 

沖縄にハンドボールが初めて紹介されたのは、まだ米軍による占領下の1965年。県のハンドボール協会が発足したのは、全国で46番目という最後発組だったそう。

 

にもかかわらず、浦添市の神森中学校が、1981年に全国優勝という奇跡的な快挙を果たしてから、特に市役所は張り切ったみたいです。さっそく翌年から「児童生徒の県外派遣に関する補助金制度」を導入し、ハンドボール部員の遠征費用をサポート。

 

それ以来、自信と実力を付けた沖縄県勢の小学・中学・高校ハンドボール部は、全国大会や九州大会で70回以上の優勝を重ねており、その多くは浦添市の子どもたちが出した成果です。県外からの推薦入学者に頼らずに積み上げてきた結果だというんですから、驚きですよ。

 

日本人初のプロハンドボール選手として、欧州リーグにも参戦し、現在は国内プロチーム「琉球コラソン」を立ち上げ、選手兼監督として活躍する田場裕也さんも、浦添市の出身です。

 

しまくとぅばの日に関する条例(沖縄県)

島しま言葉くとうば……「く・とぅ・ば」→「九・十・八」のゴロ合わせで、9月18日が、沖縄地方の方言を再認識する日と定められています。

 

よく「ウチナーグチ」とも呼ばれる沖縄の方言≠ナすが、国連ユネスコの国際基準によると、日本語と似た別の独立した言語だとみなされ、しかも、沖縄県の北部と南部でも別言語というべきほどの違いがあるようです。

 

いずれも、アイヌ語(北海道)や八丈語(東京小笠原)に匹敵するぐらい、消滅の危機に瀕していると報告されていますね。

 

すべての言語や方言は、それぞれ違った人々の暮らしの痕跡、感情や物語の蓄積で裏づけられているはずで、そう簡単に、ひとつの共通語で塗り固めていいものだとは思えません。

 

ハブ対策条例(那覇市)

沖縄地方の毒ヘビであるハブにつき、市による一斉駆除、飼育者の届け出義務などを定めた条例。ハブを発見、駆除した人、ハブに咬まれた人も、市へ届け出る必要があります。

 

また、幅2センチ以上の割れ目と、その奥に広い空間があり、ハブの越冬や産卵の場所になりうる自然物や人工物を「不適当構造物」と位置づけ、市は、その所有者などに補修を勧めたり、補修に必要なセメントなどの材料を、予算の範囲内で補助することになっています。

 

エイサーのまち宣言(沖縄市)

祖先の霊を送り迎えするため、お盆の季節に行われるエイサー祭り。「ドンドンドン魂の太鼓 トゥントゥンテン癒しの三さん線しん ピューイピューイと指笛がなり スリサーサーと声が弾む エイサーのリズムは宇宙の波長と調和して 人々の心をときはなす」という描写の効いた、臨場感あふれる宣言です。

 

観賞用樹木及び草花等並びに文化的物品等の市外移出禁止に関する規則(宮古島市)
市内の保護区域に生えた琉球コクタン・ソテツ・テンノウメ・ハマシタンなどの観賞植物、文化財的な価値がある品物、あるいは自然の岩石を、市(島)の外へ持ち出す場合、市の移出許可をとらなければ、最高で2000円の過料に処す可能性があると警告する規則です。